KATAGI blog: MAINTAIN vol.3

今週土曜日は待ちに待ったMAINTAIN vol.3。

年に一度のMILとSOUL DISCHARGEにて共同企画にて開催している第三回目です。

改めてこのblogに辿り着いた人や最近になって縁を持った方もいると思うので企画の事を解説します。

事の始まりはSDリーダーのユーキ君と話して日本のOLD SCHOOL HARDCOREには一堂に集まる決定的な企画が必要だと話した事がきっかけです。

やったら面白そうとの始まりでしたが徐々に具体的な話を詰めると、年齢の差を埋める、地方都市との距離を超える、展示物による文化の再認識等の要素を詰め込んでみたら面白いんじゃないかなと言う話で更に煮詰まりました。

そして何よりも軸になっている事は広義に渡る解釈。

広義と言いつつ実は拘り抜いて選んでいるので難しい点ですが、こればっかりは文面で言える事では無いので過去二回と今回の出演者を見て感じて欲しいです。

細分化が進み色んな音のバンドが増えて色んな解釈がありますが2回とも自分達の格好良さで選んで来ました。

呼びたいバンドは沢山いるので勿論この先もあります。

呼んでない同志、タイミングみて一戦構えるので、そっちで懐冷やさない様にしてもう少し待ってて下さい。

　話を戻しますが、BROKEN RUSTのサトマン達と仲良くなってから関西でポジフェス、ポジ博、等のOLD SCHOOL HARDCOREを集めた企画があった事を知り自分達でもやってみたいと思った事もMAINTAINのきっかけです。

MIL単発の企画も然り何よりも自分達での発信にこそ意味があり一番遣り甲斐があると思っていました。
先日のNO CHOICE IN THIS MATTERの復活ライブを見て改めて感じたけど一期生のいるシーンの層の厚みと大事さ。
築き上げる事、繋げる事、続ける事は本当に難しいけれどやり続ければ先日のNCITMのライブの様な素晴らしい場面もきっとこの先にあり得る。
他のシーンを見てもOLD SCHOOL HARDCOREは先輩が減りつつあるので頑張って行きたいなと思います。

MAINTAINvol.1の展示ではフライヤーを壁一面に貼り、日本中の色んな過去のフライヤーを見て圧倒されましたがポジフェス、ポジ博以外にも知らなかったOLD SCHOOL HARDCORE中心のライブは沢山ありました。

フライヤーを綺麗に保存している人が多かったのも熱かったね　笑

お陰様で前売りは全て売り切れして、当日券も売り切れ。

あの日のド頭からのピリっとした感じと初の企画である浮ついた感じは今でも思い出すと特別な気持ちになる。

構想の遥か向こう側の格別の景色は本当に最高だった。

更にMAINTAINvol.1の後には賛同者が増えたせいか日本各地に飛び火して同じような質と熱量で企画が行われたのも嬉しかったです。

MAINTAINvol.2の展示はTシャツ。

自分が着て広告にもなるし込められたメッセージは深いしHARDCOREを聞く人にとって無くてはならない要素の一つだと思います。

出演者の皆様のお陰でこれも大成功でした。

レア物だらけでアレ見てるだけでも気分が良かった。

あとvol.2からはライブペイントも加わりケチャップ君、ダルマに協力して貰いました。

その節はありがとうございました。

今回のMAINTAINvol.3ではレコードの展示です。

当然の流れと言えば当然だけど過去2回と比べたら出展者が一番燃えるパターンじゃ無いかなと思います。

出演者とこの話になると皆さんが目の色を変えてレア物の話になります。

プレ値で持っていない物はあっても見た事の無いレコードって数少ないと思うので本当に楽しみです。

ライブペイントはENDさん。

以前にインタビューさせて貰ったので経歴等は簡単に紹介出来ましたが、背景が分かってからの作品を見るのは今までよりも親身に感じるんじゃないかなと思います。

今回はB3で2枚お願いしています。

今やENDさんの作品を見ない月は無い位に浸透しているけど全てのフライヤーに味があって素晴らしいのでライブペイントも期待値大。

最後に出演バンドに関してですが俺等が呼んだのはSIDE IMPACT,ALEXI,FACECARZです。

SIDE IMPACTは僕が20歳頃のバンドマンの知り合いがいない時によくライブハウスで話し相手になってくれたオサミ君がフロントマンのバンド。

水戸CITYをrepsして近年再浮上して来た色々とお騒がせなバンドです。

色々お騒がせな点が魅力だったりもするんだけどオサミ君て音楽には真摯に向かってる所が昔から好きです。

ジャパコアっぽいコーラスにNYHCのノリが合わさった唯一無二なサウンドでありカオスでありピースなライブも必見。

本当にヤバい事は本当にヤバい人からしか生まれないという事を体現出来ると思います。

あと昨日ドラムのナオミチから来たメールが水戸の俺が大好きなミュージシャンがこっちの動きをチェックしてくれているとの報告でブチ上がった。

選手は代わってもゲームは続く。止マッテタマッカ。

次に仙台からALEXI。

音的に今日本で最も俺達に近く俺達のやりたい様な音を先にやられた嫉妬しか無いバンドです。

ハッキリ言ってライバルだなんて言ったら失礼な位に楽曲の質が素晴らしい。

ウチの音源が出来た時に真っ先に聞いた感想を直電して来たのも彼等だった。

ギターのトッチとは好きな音楽が近いからか物凄くOLD SCHOOL HARDCOREの話しも合うし、HARDCOREそのもののあり方や姿勢の話も物凄く合う。

その辺はサゴやん(BRAVE OUT)やサトマン(BROKEN RUST)も特に合うよね。

俺等で変えて行くしかねえと言うよりは俺等は全く変わらないというニュアンスの話。

夜明けは近いぜ兄弟。

ffs;SECCTION 8,SECTION 8,SECTION 8、音に関して他に言う事無し。

最後に三重からFACECARZ。

音的に俺達とは遠い所にいると感じる人がいると思うけど以前にVARIANT FACE企画にて対バンした時から今度は自分らでいつか呼びたいなと思っていたし、SOUL DISCHARGEと対バンして欲しいなと思っていました。

共同企画の利点である互いの枠を超えた対バンの魅力が今回も出せたと思います。

グルーブの出まくってる独特のリフでスラムダンス全快で楽しめると思います。

LEEWAYのカバーも聞きたいよね。

FACECARZの様なバンドもキッチリとOLD SCHOOL HARDCOREとしてドハマリしてると思うので初見の方は特にお楽しみに。

以上で長くなりました過去の経緯や今回の解説。

今回の意気込みだけど、やるからには楽しみつつもバチバチに火花飛ばして行きますよ。

誘ったバンドも気合いが入っているだろうし、それでこそやり甲斐があるので早くライブがしたい。

FIGHT IT OUTのヤングさんは一回目に来てくれて前回は誘ってたけどライブが被って出れなくて今回に繋がったんだけど、この前話した際にずっと出たかったから嬉しいよと言って貰えて企画者冥利に尽きます。

あんだけのタフガイ集団の前でやる事も中々無いのでそれも楽しみだね。

俺等で何処まで食い込めるのか、間違いなく下半期一番の山場は自分らで作ったっぽい。

冥府魔道、断ち切って一段上がってみせる。

以下日記

10/14

週末にヘルプで引いてもらう木虎と呑むつもりで安定の北千住集合。

まるかやにハマりつつ俺。

割と硬めなので硬酎流一門の方にお勧め。

アキオも来て加賀谷に移動するとタッチの差でコージ、アキオさん(ウチのじゃ無い先輩の)、DJ MHAさんも一緒。

エンちゃんが来て先輩達の隣も空いたので一緒に乾杯。

北千住の持つ引きつける力を再確認。

レアな組み合わせで酒入って凄く面白かった。

ハシゴで858で3次会。

来月のGLの話とか色々聞けて面白かった。

またやろうな木虎会は。

10/18
初の新代田FEVERの前に下北沢で練習の後にノーチョイ気取って新雪園で飯。
安定の美味さで皆満足だったっぽくて連れて行って正解でした。
ライブはド頭のTOTAL FURYが全力で格好良かった。
楽屋でも隣の飯屋でも一緒でずっと俺等の相手をして貰っちゃいました。
OATHが来た時観に行った話とかアメリカツアーとか全部面白かった。
次は仙台か下町でやりたいっすね。
企画全体は主催者ヒデキさんへのリスペクトが溢れた素晴らしい企画だった。
CRADLE TO GRAVEもSPY MASTERも格好良かったです。
来年の一発が楽しみになって来た。
あと芳味で会ったオダさんのFASTenerもノイジーで良かったので音源期待してます。
また北千住で呑みましょう。